カント
1.カント倫理学は適法行為のうちで道徳的に善い行為を問題とするが、人間は非適法行為を実現する 中島義道は、カント倫理学のなかで、適法的ではあるが道徳的に善くはない領域の「悪」についての言及に注目する。中島によれば「カントの関心は、義務に適っ…
1.哲学することと、哲学を研究すること 哲学することは自己探求することであり、対自的に思惟することである。哲学を研究することと哲学することの間には大きな隔たりがある。というのも、哲学することは自らの身をもってそのように生きることだからである…
1.はじめに言い訳(よくわからなかったけど、がんばって解釈してまとめてみたよ) 私は、カントの『純粋理性批判』についてレポートを書く。とはいえ『純粋理性批判』を読んでみてわかったことは、この著作は私の歯がそう簡単に立つような代物ではなかった…
1.感受するとはどういうことか 芸術作品に対する感受性は教育を必要とするのか。感受性とは『広辞苑(第五版)』によると「外界の印象を受け入れる能力。ものを感じ取る力。感性」のことである。なので、芸術作品に対する感受性というのは、芸術作品に接し…
1.「嘘をついてはいけない」のか「嘘も方便」なのか 小学校もしくはもっと幼い頃から、わたしは「嘘をついてはいけない」ということをわかっていた。おそらく、初めてついた嘘がばれて「嘘をついてはいけないでしょう」と怒られるよりも以前にわかっていた…
理性の営みに属するところの認識を取り扱う仕方について、学として確実な道を歩ませる。 論理学は学として確実な道を歩んできたが、というのも論理学が認識の対象とその差別とを度外視する権限を持っているからであり、それによって論理学において悟性は悟性…
1.二世界論からなるカントの倫理学 カントの倫理学は、カントの認識論に基づいてたてられている。つまり、カントは感性でとらえられる世界と英知によってとらえられる世界、もしくは現象の世界と仮想の世界を二つに区別した二世界論をその認識論の主な軸と…
カントは、感性でとらえられる世界と英知によってとらえられる世界、もしくは現象の世界と仮想の世界の二つの世界があるのだとして世界を区別した二世界論をその認識論の主な軸とした。そして、そのような二世界論を人間にも当てはめることによって、カント…