1.クセノフォンの『ヒエロン』をめぐって 名誉と労働の概念を手掛かりとして、シュトラウスとコジェーヴの争点を検討する。 レオ・シュトラウスは、クセノフォンの『ヒエロン』という対話篇を非常に独創的に解釈してみせることによって、現代にも通じる道…
1.読書の精神 このレポートでは、注意深い古典読解の意義について述べたいと思うが、古典読解の前に、まず読書とは何であるかを考えてみたい。 読書とは、字の如くすれば、本を読むことである。三木清は、「もし読書の精神ということがいえるなら、読書の…
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