哲学生の記録。

大学時代のレポート文章を載せます。

2019-06-03から1日間の記事一覧

【卒業論文】内声の表現衝動 ―なぜ日記を書くのか―

〈梗概〉 例えば、ひとつの生物から命が消えるとき、「なぜ」と問うても仕方のないことがある。そしてまた、冷たく硬直した身体を抱きながら、比べて自分の手は温かく自在に動かせるということについて思い巡らせても、どうにもわからない。しかし、考えても…

【卒論準備】2ヶ月前の草稿途中

(タイトル仮) 「ひとりで表現するなかで他者へ向かう意識」 第一章 心理療法における感情表現 第一節 心理学基礎の不確かさ 第二節 言語化 第三節 視覚化 第二章 表現療法の効用 効果的なパーソナリティ条件 注意・馴化・認知的再体制化 コンテクストに収…

【卒論準備】草稿案

卒論の進み具合・・・ タイトル(仮) 感情表現とメンタルヘルス ―アウトサイダーアートと芸術療法から― アウトサイダーアートとは アールブリュット、ドゥブュッフェの定義 日本でのアウトサイダーアート、山下清から? インサイドとは? アカデミズムとい…

【卒論準備】テーマを考える

私はせかされるのが嫌いだ。しかし、日常のなかで執拗にスピードが要求されることや、逃せないタイミングは多くあるように思う。 これは、いつの世にもあったことなのか、それとも現代の日本社会は特にせかせかしているのか、ということで、時間観と暮らしか…